ぐるなび・食べログを越える

最近、WEBサービスに関して、人と話してるときによく出てくる言葉の1つに「ゆるいプッシュ型」というのがある。なので、今日は自分が欲しい「プッシュ型」サイトについて。

私が欲しいのは、自分の好みにあったレストランのゆるいプッシュ型サイト。私は、どうせなら日々美味しいものを食べたいと思って生きている。だから、結構グルメサイトは見てるし、調べる。普段使っているのはこの3つ。食べログlivedoor グルメ、asku.com。asku.comはyahooと提携しているけど、yahooの方では、ユーザーの味覚レベルが低いので使わないようにしている。

ただ、ここで問題なのが、評価が高い=自分が好きというのが、若干異なことだ。例えば、私が好きなお店を何店か登録しておくと、そこから、自動的にタグかなんかでそのお店の情報を抜き出して、共通する部分を見つけ出し、近いお店をプッシュしてくれると嬉しい。味覚の部分はどう表現するのか分からないけど、恐らく一定量のユーザーが集まれば、その嗜好性から何らかの指標を作り、振り分けることができるだろう。

上記とは少し方向性が違うが、先日、新たに$1M調達して話題となった、ソーシャルワインおすすめサイトの「snooth」なんかも好きだ。このサイトには、現在、30万種類以上のワインが登録され、レビュー記事は190万本にのぼっている。あらかじめワインの好みを登録することで、好みにあったワインをレコメンドしてくれ、また、そこで購入もできるのだ。

ワインは、品種、濃度、産地等である程度の嗜好が判別できるので、とてもこの手のWEB2.0サービスと親和性が高い。そして、それはまた、日本酒や焼酎にも言えることだと思う。これらの「ドリンク」はレストランの嗜好性を一致させるより、はるかに用意なことだからだ。また、日本は、とにもかくにも、携帯電話という素晴らしい自分の分身があるので、それを生かすと、海外もびっくりの素敵グルメサイトができるに違いないのだ。

WEB2.0によって、これまで表に出てくることのなかった、一般人の評価や意見が山のようにでてきた。情報は日に日に増える。登録しているフィードから、単語指定して記事を吸い出してくれる必要性も感じているくらい、正直、お腹いっぱい感がある。次に必要なのは、それらの膨大な情報から自分に、自分向けに「カスタマイズ」してくれるサービスだと思う。少なくとも、私は、そういうサービスが欲しい。

ラボとは1つも関係ない記事になってしまったので、先週面白かったサービスを1つ。その名も「写メスカウター」。携帯電話で撮影した顔写真を送付すると、戦闘能力を診断するというもの。ジェイマジックが顔ちぇきを出す前から、スカウターものはどこかが作るだろうと思ってたので、やっぱりという感じ。