ものさしいっぱい

物理的に1つの場所にとどまっていると死にそうになる。息が苦しくてうごーうごーって。だからか、この5年間、年に最低1ヶ月はアメリカに行く。適度な安堵と適度な興奮のために、ついアメリカを選んでしまう。そろそろマンハッタンが呼んでる。でも、他の国にも行くべき。行かないと。月に1回は住んでる土地を離れる。今は東京と京都の往復。実家にいる頃は毎週末、旅行だった。

飛行機が好き。車が好き。新幹線が好き。見上げてた空から、雲の上へ。ビルだらけの街から、川が綺麗な街へ。単一民族国家から世界の縮図へ。海の見える街から山の中へ。変化が好き。物理的な町の変化、人の変化によって、意図的に自分の思考の凝り固まりを認識するのが好き。無意識ほど怖いことはない。

生きてると、いろんな物差しがある。ある人にとっての絶対軸はある人にとっては目にも入らないような脆いものだったりする。どの物差しを持って生きるかは自分次第。でも、でっかくて、強い物差しよりも、小さくていいから、いろーんな物差しもって生きていたい。

小学校4年生だか5年生だか、それくらいの時に書いたメモに「新聞に書かれてあることは事実であって真実じゃない。」っていうのがあって、今でもたまに読み返すと、あの頃から変わらない価値観に、物差しを1つに絞らないように意識すること、がある気がする。視野が狭まっているときが一番怖い。思考の偏りが一番怖い。

どんどん周りが会社に勤めていって、ときどきどうしようもなく怖くなるときがある。友達が会社でのルール軸のみで物事を考え始めている片鱗が見えたとき、会社での慣習みたいな「呼び名」を当たり前のように使って、それが他では通用しないことに気づいていないとき、羨ましくもあり、寂しくもある。

今日は、天気が良くて、それだけで幸せになる。お日様大好き。お日様天才!これからゆるゆるランチに行って、雑貨やさんと家具やさん巡り。外にはあふれんばかりの発見があって、それだけで楽しいです。

あれ?普通の日記になっちゃった。

会社軸のみで物事を考える人がたくさんいる組織は、ある意味大成功で、ある意味大失敗で、だからこそ、ラボやM&Aで外の空気吸うのが大事なんじゃないかな?って書くつもりだったんだけど。まあ、いいや。GWだし!