消費行動のファクター

人は結構「なんとなく」でモノやサービスを買う。消費行動において、頭を抱えこんで悩むほどの重要な意思決定など少ないから。でも、その意思決定の裏側にある、ほんのほんの小さなファクターは何なんだろうか。そんな疑問から、この数か月、自分が行う1つ1つの消費行動を少し立ち止まって考えることにしている。今なぜ、生茶ではなくおーいお茶を選んだのか。今、なぜMOREではなくLuciを手に取ったのか。なぜ、足を運んだのに、購入をやめたのか。なぜ。なぜ。なぜ。

価格がその意思決定を誘導しているときもある。手で触ったときの触感のときもある。ちょっとしたキャッチフレーズにひかれたり、表紙のモデルに目がいったり、友達が勧めていたのを思いだしたり。ファクターはいろいろある。1人の生活者として、一番身近である自分という立場から、なぜ、今その決定をしたのか、をつきつめていくと面白い。

人間観察も好きだけど、自分観察も好き。私は価格とデザインが決め手になることが多く、また、コストパフォーマンス重視の消費行動をする傾向にあります。

素敵な週末

土日のぐだぐだした生活を改めようと、積極的に人に会うことにしてみた週末第一弾。

昨日は昼から友達を誘って六本木の国立新美術館でやっていたメディア芸術祭へ。これ毎年行っているけど、かなり好きです。テクノロジーとアートの融合したものがいっぱい。なかなか普段接さないモノたちがたくさんあって、感性にぐさぐさ刺さる。それから、今日は、昼に高校の友達とランチをして、その後、別の高校の友達とお茶をして、そこに仕事中の大学の友達を呼びよせ、さらに高校の友達4人と飲みへ。

私は、高校を留年しているので、2つの学年に友達がいて、友達が2倍。そして、アメリカにもいるから3倍。友達がいっぱい。みんな、いろんなことしてて楽しいなあって思った。今日は広告でプランナーやってる友達と出版で記者やってる友達と3人で話して、普段聞けない紙の話とか、媒体の話とかいっぱいしたのがめっちゃ楽しかったなあ。やっぱり中の話は中の人に聞くのが早い。政治とかテレビとか私は疎いので、いつも勉強になる。いい仕事してるなーって思いました。かっこいい。

あと、やりたいことがスパっと定まって気持ちが良かった。やっぱり1人で悩むんじゃなくて、人と話して頭ぐるんぐるんさせる方がいろんなアイディア出てきて面白い。充実した週末でした。ありがとう。

入会と退会

■あるWEBサービスに入会
したら、IDを郵送するので、数日お待ちくださいときた。
しかも、届いたら届いたで、桁数めちゃめちゃ多くてややこしい。

こんなユーザー登録の方法で100万人ユーザーとかいるからビビる。

■あるモバイルサービスを退会
したら、本人確認をするので、返信メールに本名と電話番号を書けと言われた。
しかも、数日以内にメールか電話で確認しますとか、なんだ、その手間のかけ具合。

この手間がこの企業の強さの秘訣なんだろうか。何か間違ってる気がする。

素朴な疑問

ミクシィメッセンジャースカイプ、携帯電話、PCアドレス、このご時世、いろんな手段で連絡が取れる。固定電話と手紙、くらいの時代に比べたら飛躍的に多い。で、昔から思ってたこの弊害。

別れた恋人と関係、じゃないな、繋がりが切りづらくない?っていう。

仮にmixiでマイミクを切っても、間に共通の友達がいたりして、見たくもない相手の言動がチラついたりして。しかも、ときどき自分のページなんか見られて、相手のページもちょっとのぞきたくなっちゃたりして。でも、自分新しい彼女いるしとかなんとかよく分からない部分で後ろめたかったりして。新しい彼氏が元カノと切れてない!とか怒っちゃったりして。で、いろいろ面倒だから1回退会したりして。1人のために数十人との関係もリセット。で、再構築。これ、30歳未満にしか通じなさそうな話だけど、実際結構周りで起こってる。

高校生とかもっとオープンにホムペとかに書いてると思うけど、別れたらどうしてるんだろうか。ものすごく素朴な疑問。

溢れる情報との向き合い方

年が明けてからずっとアレルギー気味だったんだけど、治まったり、再発症したりとぐだぐだ。先週ついにどかーんと来て、病院へ。結構強いステロイドの塗り薬を出されて躊躇したものの、顔に症状が出てると治さないとどうにもならないので短期勝負と期限決めて使うことにした。これで症状が良くならなければ、内服とのこと。が、正直、避けたい。。。

幼いころから軽度のアトピー持ちだったけど、ステロイドを使わない皮膚科にずっとかかっていた。アトピーに対する親の向き合い方がそうだったから。今でも勉強不足でステロイドは怖い、という認識が強く、それのもたらす副作用の正確なところはきちんと分かってない。というか、どの情報が正しいのかよく分からない。医者を信用できるかというとそうでもない。でも、患者同士が信用できるかというと、それも違う。難しい。情報はあふれてるのに。

自分自身がこういう状態なので、医療とか医療周りのビジネスとの向き合い方を考えることが最近増えた。とりあえず、一旦症状抑えて原因追究へ。大学病院行きだけは避けたいところ!

ふとした気づき

自分で1つWEBサービス創ってみようと思い企画中。エンジニア・デザイナー確保。が、それなりに一応のビジネスモデルは考えたいのでそこをちょっと悩み中。何かひとひねり足りない気がするんだなー。普通にやっても面白くないというか。

ビジネスモデルを考える上で1つふと思った。所謂クチコミサービス、これまで全部並列に見てたけど、結構儲かり方が違うのかも、と。グルメ評価の場合、飲食店を評価して、しかも、飲食店が広告主とかものすごい営業大変そう。でも、電化製品の場合、メーカーの商品を評価しても、広告主は小売(EC)だから、前者とは全く構造が違う。よーく見てみると、前者は売りにくい商品(=コンテンツ)だなあ、と。

どこでどうお金を生むのか。ユーザーはどうしたら最大限のハッピーを得られるのか。結構バランスが難しいな。

広げる深める

本を読んで、あるいは、人に言われて、それをちゃんと受け止めて継続していることってかなり少ないけど、少ない中の1つに、いろんなジャンルの雑誌を読む、ということがある。

きっかけは3年前にゴールドマンサックスの人と話したときに言われたこと。その方は、週刊誌からビジネス誌まで、とにかく空いた時間に何でも読んで、誰とでも話せるように引出を多くしている、と。これは、私が小学生のときから意識している、物事を多角的に見るという価値観にも合致し、すぐに取り入れた。

その結果、メンズファッション誌、経済誌、カルチャー誌、グルメ誌、アート誌、何でもは目を通すようになって、今に至る。(本は基本ビジネス系しか読まない。)結果、薄く広くでも、3年間でグッと知識の幅が広がった気がする。

ただ、これからは1つ何かを深ぼることが必要。圧倒的に人より詳しいこと、魂持って語れること、が1つ必要だなと。基本無趣味、こだわりなし、教養なし、と言われるので。となると、ジャンルはメンズの革靴とショコラティエと日本酒・焼酎あたりかな。靴は好きなのと、ビジネスマン誰でもはいてるものかつ靴好きは一発で分かるから。チョコレートは甘いもの好きなのと、ギフトによく使うので。日本酒・焼酎は、日本の文化として海外で話しやすいってのと、お酒好きだから。まあ、全部好きだからって理由なんだけど、歴史から全部学んでみる。

あと、高校生のときに大好きだったクラウゼヴィッツ、もう1回読み直そ。

と、思った日曜日でした。寝不足。